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海外から確定申告をする3つの方法 e-tax、代理人、期日後申告

確定申告の納付期間中に海外滞在中だったら…

どうしよう!確定申告期間中は海外にいる予定だ…確定申告できるのかな?

こんな時、海外にいても確定申告をする方法が3種類あります。

海外にいても確定申告をする方法3種類
  1. 帰国してから納付する期日後申告
  2. 代理人に提出してもらう
  3. e-taxを使ってオンラインで提出する方法

夫は、去年は私が代理で書類を提出する方法をとり、今年は夫婦共に海外滞在中だったので、期日後申告をしたんです。

ネットには、赤字申告の場合は期日後申告でも大丈夫!と書かれていたので、鵜呑みにしていたら…

夫
えー…期日後申告って控除金額も減額だし、ペナルティが多すぎる…知ってたら、別の方法にしたのに…

このようにとても後悔することになったのです!

どの方法が一番、デメリットが無く確定申告をすることができるのでしょうか?

詳しくご説明していきます!

確定申告をする方法は3種類ある

確定申告は毎年2/16〜3/15までに行います。
しかし、その間に海外滞在していた場合はどのようにしたら良いのでしょうか?

海外から確定申告をする方法は3種類
  1. 期日後申告をする
  2. 代理人に提出をしてもらう
  3. e-taxを使いオンラインで提出する

夫が海外にいた時に確定申告をした方法は、①期日後申告と②代理人(私)に提出してもらう方法です。

この2種類の方法は気をつけないと税務署から怪しまれてしまったり、ペナルティを受けてしまったりとデメリットも多くありました。

日本に住所がある場合は、e-taxを使ってオンライン提出をすることをオススメします。

それぞれのメリット、デメリットをご説明していきます。

期日後申告をする→デメリットが多すぎる

夫
赤字申告だから、確定申告の納付期限を過ぎてしまっても大丈夫!

夫は、赤字申告なら期日後申告ができるというどこかの記事を読んで、鵜呑みにしてしまいました。確かに、確定申告の納付期日を過ぎても、確定申告をする事が出来るんです。

しかし、デメリットが多過ぎ!!

デメリットを知っていたら、期日後申告はしなかったのに!と、とても後悔することになってしまったんです。。

そのペナルティとは?

期日後申告のペナルティ

青色申告の場合、確定申告の納付期限を2年連続で遅れてしまうと青色申告ができなくなってしまいます

なので、1度でも遅れるとイエローカード。。翌年は絶対に遅れることはできません。

さらに、青色申告特別控除の65万円の控除も減額になり、10万円の控除となります。これもかなり大きなペナルティです。

納付金額、遅れた分の日にちによって延滞税・無申告加算税を払う必要がある

納付金額、遅れた分の日にちによって、延滞税・無申告課税を支払う場合があります。

税務署の調査が入る前に自主的に確定申告をした場合の無申告加算税は+5%を支払わなければいけません。

確定申告前に税務署の調査が入ってしまった場合は+20%が加算されてしまうので、遅れてしまった場合、1日でも早く納付しないと損をしてしまうことになります。。

夫の場合は赤字でしたので、これらを支払うことはありませんでしたが、納付金額が多い場合には注意が必要です!

延滞税や無申告加算税の計算は国税庁の公式HPからシミュレーションすることができるので、いくら支払うことになるのか不安な方は確認してみてください。

✖️このように、期日後申告はデメリットが多すぎる為、オススメしません!✖️

代理人に提出をしてもらう

去年の確定申告の時は、夫が海外留学期間中に確定申告をしなければならなかったので、夫の作成した書類を私が代理で提出しました。

家族や親族の場合は、本人が提出できない理由(夫の場合は海外にいる為)を伝えると、何事もなく手続きをする事が出来ました。

夫は会計ソフト”Freee(フリー)“を使っているので、サイトで確定申告の書類を作成し、私がプリントアウトして提出するだけでした!

代理提出する際の注意点について

確定申告は、本人か税理士しかできません。
なので、なぜ本人が提出できないのか?と理由を聞かれるので、しっかりと理由を答えられるようにしておかないと、怪しまれるれ、チェックが厳しくなるので気をつけなけらばなりません。

配偶者、家族の場合はスムーズに確定申告ができる事が多いですが、親族に頼む場合には親族とわかるような書類を持って行った方がスムーズです。

✖️友達や知り合いに頼むことはオススメできません!申告書の漏れがあった場合に思わぬトラブルが起きてしまう事や申告できない可能性もあります。✖️

e-taxを使いオンラインで提出する

確定申告期間中に海外にいても、日本に住所がある場合は【国税電子申告・納税システム(e-Tax)】を使い、オンラインで書類を提出する事ができます。

また、e-taxは毎日24時間利用できるので(メンテナンス以外)、好きな時間に作成・提出が出来ます。時間に縛られずにできるのはとても便利!

e-taxを使った方法では、オンラインで確定申告ができる反面、以前までは事前の準備が多く(パスワード・IDの発行)とてもややこしいものでした。しかし、平成31年から新しくマイナンバーカード方式/ID・パスワード方式が追加になり、手続きも簡単になりした!

e-taxを使った確定申告の流れがこちら▼


(※画像引用元:e-tax公式HP)

一番簡単な手続きは、マイナンバーカード方式になります。
マイナンバー発行には約1か月かかりますが、発行しておけばe-taxを簡単に使う事ができます!

e-taxで提出する時に準備しておくもの
  • マイナンバーカードの発行
  • カードリーダライタの購入

ホームページなどからe-Taxへログインするだけで、とても簡単にe-Taxの利用を開始し、 確定申告のデータの送信を行うことが可能になっています!

e-taxの使い方はこちらをご参照ください。

注意点:e-taxは日本に住所が無いと利用できない

私たちは9月〜翌年5月まで海外に滞在しており、住民票も転出届を出していたため、日本に住所がありませんでした。その為、e-taxを使う事ができませんでした。

海外滞在中にe-taxを利用して提出する場合には、マイナンバーカードが必要になります。

マイナンバーカードは転出届けを出し、海外に行く事を伝えると市役所へ返却しなければならない為、マイナンバーカードを持っておくことは出来ないんです。※通知カードではe-taxを利用できません。

なので、日本に住所がある方のみと言う事になります。

マイナンバーカードを使わないID・パスワード方式もありますが、ID・パスワードを事前に税務署へ行って取得しなければならない為、事前の準備がないとネットから提出する事ができません。

まとめ:海外滞在中で確定申告ができない時はe-taxでオンライン提出を

いかかでしたでしょうか?
もし、確定申告時期に海外に滞在していた場合でも確定申告をする手段はあります!

しかし、期日後申告はペナルティがあり、代理人による提出では、もし書類に不備があった場合は訂正をしたり作り直しになるなど、手間がかかってしまいます。。

なので、日本に住所があれば、e-taxを使って確定申告ができる上に、マイナンバーカードを作るだけで、場所・時間を気にせずに自分で簡単に確定申告をする事が出来るのでとてもオススメです!

ありがとうございました。


P.S.

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Takeru&Manami
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私たち夫婦は世界を旅をしながら生活をしています。 フリーランスエンジニアの夫とブロガーの妻でブログを書いています。 バックパッカーのように旅をメインとする生活ではなく、世界各地で生活する事をメインとして旅をしています。 時間と場所に縛られずに自分たちのやりたい事をやる人生が夫婦の目標です。 >>詳しいプロフィールはこちら

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