Googleアドセンスやアフィリエイトで成果を出すためにはキーワード選定は非常に重要です。
しかしながら、キーワード選定は奥が深く価値のあるキーワードはすでに企業やプロのブロガーによって独占されています。
はっきり言ってしまうと、ブログを初めたばかりの初心者が自力で価値のあるキーワードを見つけるのはとても困難です。
そこでキーワード提案ツールのちからを借りて初心者ブロガーでも価値のあるキーワードを簡単に探す方法を紹介します。
紹介するキーワード選定ツールはUbersuggestです。
完全無料で上限もありません。
とても使いやすく、これから紹介する方法を駆使すれば初心者の方でも簡単に価値のあるキーワードを見つける事ができるはずです。
それでは、Ubersuggestについて紹介していきます。
もくじ
無料キーワード検索ツール”Ubersuggest”とは?
Ubersuggestとは、ニューヨークタイムズベストセラー作家であるNeil Patelが作成した無料のキーワード提案ツールです。
アメリカのウォール街のジャーナリストは彼の事を「Webにおけるトップインフルエンサー」と呼び、アメリカの経済誌フォーブスは「トップマーケター10人のうちの1人」と呼んでいます。
彼は16歳の時に初めてWebサイトを作成し、少額ですがWebマーケティング会社に依頼しましたが成果は全くでず、お金だけ取られる結果となりました。
この悔しい経験をした彼は自分でマーケティング学び、才能を開花させました。
同僚のMike Kamoと出会って7年後に彼らは今までに無い広告代理店を作ることを決断。
彼らの会社は「誠実でクライアントの本当に役に立ち、自分たちの会社の成長よりもクライアントの成長や投資対効果を高めること」にフォーカスしました。
そして彼らが作ったクライアントを成長させるために作成したツールの1つがUbersuggestです。
Ubersuggestは登録不要で完全無料で使用することができます。
キーワードの概要をわかりやすく表示
キーワードに対して検索ボリューム、SEO難易度、有料難易度、クリック単価をまとめて確認することができます。
初心者にもわかりやすく 検索ボリューム、SEO難易度、有料難易度の指標に対して[高]、[中]、[低]、[易]、[難]、で難易度とボリュームを示してくれます。
キーワードを提案
Ubersuggestはビッグキーワードからロンテールキーワードまで数千ものキーワードを提案します。
またそれらのキーワードに対して トレンド、検索ボリューム、クリック単価(CPC)やランキング入りの難度を表す競合分析結果(PD、SD)を確認することができます。
キーワードのSEO難易度を示唆してくれる
もう自分でキーワードの分析をする必要はありません。
キーワードに対するSEO難易度と検索結果20に入る可能性を示唆してくれます。
競合サイトの数値を丸裸にする
すでにランキング入りをしている競合の分析も行うことができます。
流入見込み、SNSシェア数、ドメインスコアを元に戦略を立てることができます。
Ubersuggestの使い方
Ubersuggestの基本的な使い方を紹介します。
まずはUbersuggestにアクセスしてください。
英語表記で「っゔ」となった方も居ると思いますが安心してください。日本語に変更できます。
日本語表記に変更する
左上にある[ENv]をクリックして日本語に変更してください。
これで全体的に日本語表記になりました。
キーワードを入力して検索
それでは適当にキーワードを入力して[検索]ボタンを押してください。
今回は「キーワード」と言うキーワードで検索しました。
結果の画面にいろいろ数値がでてきましたね。
各数値について説明していきます。
キーワード概要
キーワード概要では 検索ボリューム、SEO難易度、有料難易度、クリック単価(CPC)、過去12ヶ月の検索ボリュームをグラフで確認することができます。
①検索ボリューム
1ヶ月間の検索ボリュームを数値と[高]、[中]、[低]で表していて、検索ボリュームが高いほど多くの人が検索しているという事です。
狙い目:[高]
②SEO難易度
すでに検索結果にランクインしている競合サイトを分析した結果を数値と[易]、[中]、[難]で表していて、数値が低い方が簡単に検索結果にランクインできる事を示唆しています。
狙い目:[易]
③有料難易度
検索エンジン(Googleなど)にお金を払って検索結果上位に表示させる難易度を数値と[易]、[中]、[難]で表していて、数値が低い方が簡単に検索結果にランクインできる事を示唆しています。
狙い目:[易]
④クリック単価(CPC)
1クリックあたりの単価を表していて、値段が高いほうが価値の高いキーワードになります。
狙い目:値段が高い
⑤Neil Patelからの分析コメント
Ubersuggestの生みの親であるNeil Patelがキーワードに対してコメントしています。
狙い目:上位表示が簡単、可能性が高い
⑥ボリューム
過去12ヶ月間のキーワードに対するボリュームを折れ線グラフで表示しています。
狙い目:上昇または高いボリュームが維持されている
キーワード候補
キーワード候補では入力したキーワードの他にユーザーがGoogle検索で入力する他のキーワードを提案してくれています。
入力したキーワードの難易度が高い場合でも提案されたキーワードの中からお宝キーワードを発見できるかもしれません。
①キーワード
これはGoogleサジェストと同じものがキーワードの候補として表示されています。
入力したキーワードの難易度が高くても、1つキーワードを追加しただけで難易度がすごく下がるキーワードがあります。
②トレンド
過去12ヶ月間の検索ボリュームの数位です。
狙い目:上昇または高いボリュームが維持されている
③ボリューム
直近1ヶ月間の検索ボリュームです。
狙い目:高い数値
④CPC
1クリックあたりの単価です。
狙い目:値段が高い
⑤PD
有料検索の競合分析で数値が低いほど良いです。
狙い目:値段が低い
⑥SD
オーガニック検索の競合分析で数値が低いほど良いです。
(PDの逆で自然流入のこと)
狙い目:値段が低い
⑦キーワード候補を全てみる
ボタンを押すことで更にキーワード候補を見ることができます。
ボタンを押すと画面が2分割され、右側にSERP分析が表示されます。
もとの画面に戻したい場合は左側にあるアイコンの上から2番目のアイコンをクリックします。
SERP分析
検索結果にランクインしているサイトを分析した結果を確認することができます。
①ランク
検索結果の何番目に表示されているかです。
②SEOタイトル URL
サイトのタイトルとURLです。
③流入見込み
特定期間でGoogle検索から見込めるトラフィック数です。
④SNSシェア
SNSでシェアされている数です。
SNSシェアは被リンクでもあるため、SNSシェア数が多いほうがSEO的に有利です。
⑤ドメインスコア
各ドメインにはスコアが付いています。
スコアが高いほど信頼の高いドメインであることを表しまして、数値が高いほうがSEO的に有利です。
初心者でもランキング上位を取れるキーワードの探し方
Ubersuggestを使って初心者の方でも比較的簡単にランキング上位を狙えるキーワードの探し方を紹介します。
狙うポイントは以下の通りです。
・検索ボリュームが多い
・SEO難易度が低い
・クリック単価が高い
それでは、実際にUbersuggestを使ってお宝キーワードを探していきます。
検索ボリュームの多いキーワードを探す
検索ボリュームが高いキーワードはそれだけ多くの人に見られるという事なので、アドセンスの報酬や商品の成約に大きく関連します。
逆に検索結果の1番目に表示されても検索ボリュームがほとんどなかったら意味ありません。
ちなみに、「おすすめ」「比較」「最安値」などのキーワードはユーザが購入にしようと言う意図があるため商品を購入されやすい傾向があります。
今回は「おすすめ」で検索してみます。
検索ボリュームは非常に高いので申し分ありません。
しかし、SEO難易度が高いため検索結果上位に表示させるのは難しいです。
Neil Patelさんのコメントもいまいちですね。
「おすすめ」など1単語のキーワードはすでに企業やプロのブロガーなどが独占しているため、初心者が検索結果上位に食い込むのは非常に難しいです。
なので、キーワード候補に表示された中で難易度の低いキーワードを探します。
難易度が低いを探す
またこのポイントに当てはまるキーワードを探します。
・検索ボリュームが多い
・SEO難易度が低い
・クリック単価が高い
以下の画像が上記のポイントから抽出したキーワードです。
どのキーワードもSD(オーガニック検索の競合)が低く、検索ボリュームもかなり多いです。
しかし「おすすめ 運極」のCPC(クリック単価)に注目してください。
¥0.00となっています。この場合、いくら流入があったとしても報酬が発生しません。
“◎“を付けた「おすすめ 英語」はすべてのポイントにマッチしているお宝キーワードかもしれません。
そのほかにも「オススメ 映画」も良いですね。
競合サイトの分析と検索意図の確認をする
狙うキーワードは「おすすめ 英語」と「オススメ 映画」に決まりました。
では、さっそく記事を書… まだです!
敵を倒すには敵を知る必要があります。
まずは「おすすめ 英語」で再検索して、SERP 分析を見てください。
「おすすめ 英語」のキーワードで検索結果上位に表示されているサイトです。
問題です。
「おすすめ 英語」で検索したユーザーは何を知りたいのでしょうか?
答えは「”おすすめ”は英語で何と言うのか?」を知りたいのです。
理由は検索結果の全てが「”おすすめ”は英語で何と言うのか?」の問いに答えているからです。
これが検索意図です。
ユーザが何を知りたいのかを知る必要があります。
「おすすめ 英語」は簡単に検索結果で上位とれると思いきや、すでに検索意図への答えが飽和状態なので検索結果の上位表示は難しいです。
続いて「オススメ 映画」で検索してみます。
SERP分析でランキング上位のサイトを確認して検索意図を考えましょう。
検索意図は言うまでもなく「おすすめの映画が知りたい」ですね。
続いてサイトのパワーを見ます。
SNSシェアとドメインスコアが多いほどそのサイトのパワーが強いと言えます。
サイトのパワーが強いといい記事を書いたとしても勝てない場合があります。
1位とサイトはSNSシェアとドメインスコアが高いので勝つのは難しそうです。
2位のサイトを見てください。
SNSシェア、ドメインスコアはそれほど高くありません。
これなら勝てそうです。
あとは、上位サイトの内容を確認して検索意図にあった記事を書いて、上位サイトに無い情報を追加すれば上位を狙えるかもしれません。
記事の書き方については色々テクニックがありますので別の機会で紹介します。
P.S.
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