今回は、Amazonで購入できるSIMカード「Three」の設定方法(アクティベーション)やスペインで実際に使ってみた感想についてご紹介していきます。
SIM「Three」は自分のスマホに挿すだけでイギリスを含む世界42カ国以上で使うことができます。
旅行に行く前に日本のAmazonで購入して設定も事前にしておく必要がないので、現地についたらすぐにSIMカードを挿入してインターネットを使うことが出来ます。
なので現地でわざわざ携帯ショップに行く必要もありませんし、英語で苦戦することもありません。
私は実際にスペイン旅行でこのSIMカードを使ったのですが、控えめに言って”最高”でした!
現地でSIMカードを購入したり、空港でWiFiをレンタルするよりも圧倒的にお得です。
スマホの設定方法(アクティベーション)や実際に使ってみた感想を画像付きで丁寧に説明していきます^^/
もくじ
SIM「Three」は旅行の日数やギガ数に合わせてSIMカードを購入できる
今回私がAmazonで購入したSIM Threeは1Gタイプですが、日数やギガ数に応じて購入することができます。
SIM「Three」の料金プランについて
Amazonで購入できる料金プランがこちらです▼
容量・日数 | 金額 |
1G B・30日 | 990円 |
3GB・3ヶ月 | 1,770円 |
12GB・30日 | 2,180円 |
12GB・12ヶ月 | 4,900円 |
そのほか、2枚セットでの出品も確認できました。(2019年5月22日現在)
なぜ数あるSIMカード中で「Three」を選んだのか?
ここで私が数あるSIMカードの中からなぜSIM「Three」を選んだのかについてお話しします。
海外旅行中はFree Wifiが使えると知りつつ、もしもの時に滞りなく使えるSIMが欲しくて購入を検討しました。
まず初めにAmazonで検索したところ、Sim2FlyやThree、Wi-HoSIMなどのキャリアがヒットしました。その中でもSIM「Three」を選んだ理由が大きく3つあります。
SIMカードを選ぶにあたって重要視したポイント
- プランの分かり易さ
- 価格と容量
- レビュー
Sim2FlyやWi-HoSIMなどの他社と比較しながらご説明していきます。
SIM「Three」はプランが分かり易い
やたらと複雑な日本の携帯事情にうんざりしているので何日でいくらといった分かりやすいということを重要視しました。
選ぶのに時間をかけたくないという理由もあります。
私が選んだThreeは期間ごとに3種類から選べましたが、SIM2Flyも15日間で4GBというものあり、二週間にわたって旅行する際にはこちらを選んだかもしれません。
価格と容量について
価格については容量と日数によって決まっているようで、各社1,000円ぐらいからありました。
いづれもそれほど値段に差がありそうになかったので、検索結果の最上位にあったThreeを選択しました。またThreeについては以前海外在住していた際に街中でロゴを見かけたことがあったのも、一つ選んだ基準になりました。
レビューが高評価だった
滞りなく使えるということと、海外特有の現地事情による障害などがなかったかどうかを判断する上でAMAZONの購入者のレビューを一通り見ました。
一つ注意点として、使用期間についてイギリス以外での使用については3G電波での通信になったり、12ヶ月間のプランでも60日間になったりといった仕様があることがわかりましたが、短期間の使用用途であれば基本的に問題なさそうです。
長期間にわたって使用したい場合は、12ヶ月分を購入し、一度イギリス国内で使用すれば60日の制限を解除することができるようです。
対応している国はイギリスを含む世界42カ国と幅広い特徴がある
Threeはイギリスの通信キャリアが提供しているサービスで、ヨーロッパの48ヶ国で利用することができます。
イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・スイス・ベルギー・オランダ・ギリシャ・ポルトガル・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・デンマーク・アイルランド・ポーランド・ラトビア・エストニア・リトアニア・ルクセンブルグ・ハンガリー・アイスランド・チェコ・オーストリア・クロアチア・キプロス・ブルガリア・ルーマニア・スロバキア・スロベニア・リヒテンシュタイン・マルタ・ジブラルタル・マン島・チャンネル諸島・アゾレス諸島・オーランド諸島・バレアレス諸島
Threeの設定方法(アクティベーション)について
SIM「Three」の設定方法についてご紹介していきます。
中身を確認する
Amazonから届いたら中身を確認してみましょう。
▪️内容物▪️
・Android 端末のAPNの設定方法の図説
・Iphone 端末のAPNの設定方法の図説
・利用可能国のリスト
・商品情報が記載された紙
・SIMカード(standard SIM micro-SIM nano-SIM )
・英語表記の小さなリーフレット
上記の物が入っていました。
購入者のレビューにもあったように、試用期間について、イギリス時間を基準に利用開始後30日の記載がありました。
現地で行ったアクティベーション方法について
現地スペインで行ったアクティベーションについてご説明していきます。
SIMカードをスマホに挿入し再起動する
まずは画像でご紹介したSIMカードをスマホに挿入し、再起動します。
(今回使用したスマホはSIMが2枚挿入できる機種でした。SIMカードの購入段階で気づいたことでしたが、意外に便利だと思いました。)
挿入するSIMの大きさは3つの中から選べますが、今回はnano-SIMを選びました。
内容物でご紹介した画像のようにキャッシュカードぐらいの大きさのカードにSIMカードがはまっています。必要な大きさに応じて切り離して使うタイプですが、standardサイズで切り離さない限りリサイズして使うことができそうです。
設定画面に進む
SIMカードが認識されているか確認後、使用するSIMを選択します。
キャプチャは、国内で使用するSIMと今回のSIMと2枚あるため、国内の物をオフ設定にして今回の新規SIMをオン設定にしている画面です。
この画面以降も案内に従って、国内のSIMを挿入して行う初期設定と同様でした。
例えばSoftbankだと、海外でのデータ通信を現地の通信会社の通信網を借りて行う(ローミング)設定をすることで現地にいてもSoftbankのSIM(国内で使用していたSIM)でデータ通信することができますが、かなり高価です。間違えないように注意しましょう!!
各機種によって異なるとは思いますが、こちらの画面にてSIMの挿入を確認しました。
※この時点ではまだ開通していません。
ネットに接続する
暫くしてThreeからSMSが立て続けに届きました。
文面からするにインターネットの接続が可能になったと記載があります。
SIMカードを挿入して設定を終えてから8分ほどでした。
おそらく使用を開始する国や場所によって多少前後することになると思います。
ただ、この段階ではまだネット開通しているのか半信半疑の状態でした。
続いてこちらのメッセージを受信しました。
ただSMS接続がありませんと出ているのに受信しているのでまだ半信半疑の状態だったので、画面に記載のリンク先に飛んでみました。
リンク先の画面がこちらです。
電話番号のインポートであったり、アドレス帳のインポートであったりと色々できるようですが、今回はネット利用だけの予定なので特に設定はしませんでした。
この段になってようやく右上のRと三角マークに気づき、ネットが開通していることに気がつきました。
結局私が行ったのは、スマホの電源を切ってSIMを挿入し、設定画面でオン設定にしたのみで、自動開通しました。
おそらく海外製(MOTOROLA)のスマホを使っていることと、SIMが同時に2枚させる事で特別なアクティベーション操作も行うことなく開通できたのではと思っております。
おそらく他機種であってもスマホのガイダンスに従っていけばそれほど困難なく開通できることと思います。
ちなみに④の欄にある”Get more with an Add-on.”は追加のデータ購入のことです。
私は最終的に10日間で、ホテルではFreeWifiを使用し、主だった観光地でもFree wifiを使って極力動画やネットサーフィンなどを行わず、地図やチケット予約をメインに使用した結果900mbほど使いました。一つの目安にしていただければと思います。
また、もし予備のデータが心配の方にも、リミットの通信料が近づくと再びSMSが送られてきますし、こちらの画面から足して購入することもできるので安心です!
スペインで使ってみた感想
気になる通信スピードについて“SPEEDTEST”と言うアプリを使って検証してみました。
通信帯は3Gです。
これは前述の日本語の説明書にも記載が「4G・3Gデータ通信が利用可能」とあった通りのようです。
イギリス以外の利用可能国での使用の場合は3Gになるとのこと。
さらに詳しく見ていくと…
スペインでの通信は過去のレビュー記事から”Orange”がやっているのかと思っていましたが、どうやらツールドフランスなどのスポンサーでもよく目にする”Movistar”を使用していることが分かりました。
Movistarは日本で言うところのDOCOMOやau、といった大手の通信会社のようです。
ちなみに今回amazonで入手したこのSIMは1GBだったので少々不安もあり、現地の通信会社のショップで同様のものがないか探した結果、VodaphoneにてThreeと同様のSIMカードが販売されているのを確認できましたが、売れ残っていたのは大量容量のものだけでした。
ちなみに、Vodaphoneショップの横にはMovistar・Yoigoショップもありましたが、そちらにSIMカードはありませんでした。
旅行者が多い地域だったこともあるかもしれませんが、今回のようなことも予想されますのでやはり事前に準備しておくことをオススメします。
YouTubeなどの動画もサクサク見られる
動画サクサク再生できるのか、一応確認のためYoutubeを再生してみました。
結果は良好。
確かに3Gなのかなと思うところはありましたが、視聴になんら問題ありませんでした。
長期滞在や、バックパッカーさんの移動中、日本と同じ環境を再現するのも可能ですね。
SIM Threeは快適に使うことができた
記事からもお分かりいただけると思いますが、英語に不慣れで、海外生活の勝手もわからない状況でも現代のプリペイドSIMは非常に簡単にアクティベーションできる、支障なく使うことができます。
実際今回も購入したSIMをシムスロットルに挿して、データ通信用に設定したのみで開通しました。
注意点としては、挿入後開通まで数分間かかるということぐらいでしょうか。
後から送られてくるSMSはおまけ程度に考えておけば大丈夫です。
SIM Threeを使う注意点は使っている端末がSIMロックフリーの状態かを確認する事
SIMを購入する前に確認することが、お使いの端末がSIMロックフリーの状態かどうかという点です。
今回私が使用した機種はSIMロックフリーの機種ですが、大手キャリアから発売されているIphoneやAndroidスマホの中には購入したキャリアのSIMでないと使えないスマホがあります。
これらのスマホの場合は、ロックを解除しない限り今回のような他社製のプリペイドSIMを挿し込んでも使えないということがありますので、購入前に要確認です。
SIMロックがかかっている端末をお使いで、海外での使用を予定されている方でも、購入元のキャリアに端末を持っていけばSIMロック解除してくれるようなので諦めずに確認してみてください。
SIMロック解除の手続きについて詳しくはこちらの記事【アメリカ】MOST SIMの使い方(アクティベーション)・レビューをご参照ください。
不安な方はポケットWiFiをレンタルするのが無難
ここまでSIM Threeの使い方や注意点を紹介してきましたが、ちょっと難しい話もあって「ちゃんと使えるか不安」と言う方もいると思います。
少しでも不安がある方はポケットWiFiをレンタルする事をオススメします。
iPhoneはアメリカの会社なのでAndroidに比べるとSIM Threeと相性がいいです。
しかし、Androidのスマホはメーカーによって仕様が異なりますし、日本製のスマホはヨーロッパの回線に対応していない事が多いです。
現地についてスマホがSIM Threeに対応していない事に気づいても「時すでに遅し」です。
ポケットWiFiなら使用しているスマホが対応しているかを心配する必要はありません。
ポケットWIFIは
「海外WiFiレンタル利用者数No1」でリピーターが多いので信頼できるWiFiレンタル会社です。
他の会社と比べてサービス内容、値段は
こちら▼から申し込むと特別に5%オフになります!
ヨーロッパ旅行はインターネットが無いと本当に大変です。。
今回は改めて思ったことはネット環境の重要性です。
ガイドブックや、下調べを万全にしていても、やはりネットに頼らざるを得ない時は必ず訪れると思います。
そんな時に都合よくFree wifiがあれば良いのですが、慣れない環境で探しだすのは苦労するかもしれません。事実海外在住経験のあり、ある程度環境なれしている私でもデータ通信を使わざる得ませんでした。
また、大手キャリアの海外ローミングサービスや他の通信サービスと比較してもメリットは多いように感じました。
例えば、国内の大手キャリアの海外ローミングサービスと単純に料金だけを比較すると、
・大手キャリア 25mb以上使うと1日/2980円と今回のプリペイドSIM1日で2枚買ってもお釣りが出てしまう料金設定になっています。
上記のプランはデータ使用量が無制限ということ以外に特筆する点は見当たらず、圧倒的にプリペイドSIMを使った方がお得です。
また使用量についても冒頭で記述したように、日数に限りはあるものの、容量を選んで買うことができるので、事前に一日の使用量の目安を把握しておきさえすれば、自分に必要な分だけの容量を場合に応じて購入することができると思います。
また、もし仮に容量を使い切ってしまっても追加で購入することができるので心配いりません。
SIM Threeまとめ
最後に今回私はThreeのプリペイドSIMを購入して本当に良かったと思っています。
また、ThreeのSIMは本拠地イギリスをはじめ、世界中59カ国に渡って使え、使用先の開通もほとんど自動的に数分で完了してくれるので、また次の旅行の際にはぜひ利用を考えたいと思っています。
ハネムーンに、卒業旅行に、ツアー旅行に、今回の記事を参考にしてご購入を検討していただけると幸いです。
ありがとうございました。
\こちらからもSIM Threeを購入できます/
P.S.
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