海外滞在が決まったとき、国民年金の支払いはどのようにしたら良いのでしょう?
国民年金は、日本に住所がある人は絶対に加入しないといけません。
しかし、海外へ長期滞在が決まっている方は「海外転出届」を出す事によって、納付を免除するか任意で支払い続けるかを選択する事ができます。
そんなんです。
年金は免除してしまうと、加入した年月に応じて貰える金額が異なるので、将来的にもらえる金額が少なくなってしまいます。
納付免除した場合と、任意加入して支払い続けた場合と、それぞれのメリット・デメリットをご説明しますので、自分はどちらが良いのかを見極めて判断してください!
もくじ
海外滞在が決まったとき、年金を支払うか支払わないか決める事ができる
海外に滞在する事が決まったら、国民年金をどうするかは3パターンあります。
それぞれの方法にはメリット、デメリットがありますので詳しくご説明していきます。
納付免除で支払わない方法
海外転出届けを提出すると、日本に住所が無くなるため、国民年金強制加入はなくなります。よって、海外滞在中は支払わず、帰国後に手続きをしてから支払いが再開となります。
納付を免除したい場合は「海外転出届」を出すと同時に、役所の年金課へ行くと手続きができます。
納付免除にするメリット、デメリット
メリット
年金は現在16,410円支払うことが義務付けられています。
しかし、納付免除にすると年金を支払わない分を海外滞在中の資金に当てらますね。
デメリット
「納付免除」となり年金を支払う義務はなくなりますが、支払いしていない期間となってしまう為、将来もらえる年金が減ってしまいます。
また、海外在住期間に死亡したときや病気やけがで障害が残ったときに遺族基礎年金や障害基礎年金が支給されません。
なので、よく考えた上で選択する必要がありますね。
任意加入をして、国民年金を支払い続ける方法
「海外転出届」を役所に提出すると、国内に住所がなくなるので、年金の強制加入はなくなります。
しかし、「任意加入」する事で国民年金を支払い続ける事ができ、役所で手続きができます。
- 国内にいる親族等の協力者に頼んで納付してもらう
- 銀行口座から引き落としにする
こちらの方法で年金を支払う事ができます。
任意加入をして、国民年金を支払い続けるメリット、デメリット
年金を継続して支払うため、将来もらえる年金が増えるのがメリットです。
海外在住期間に死亡したときや病気やけがで障害が残ったときに遺族基礎年金や障害基礎年金を受け取る事ができます。
しかし、海外でも年金を支払う分負担が大きくなりますね。。
帰国後に年金を支払う
国民年金は2年間遡って支払う事ができる為、海外滞在期間が2年以内の場合は「任意加入」の手続きをして遡って支払うこともできます。
まとめ
国民年金の場合は、海外に行くから支払わなくて良い!と言う簡単な問題ではないのでどのようにしたら良いのか迷いますよね。。
将来貰える金額が少なくなるから!と言われても、若い方はなおさらピンと来ないと思います。。
年金は加入期間によって将来もらえる金額が異なるので、納付免除する場合はどのくらいの期間が支払わなくなるのかをしっかりと管理した上で判断した方が良いでしょう。
実際、私たちは約1年間海外へ行っていましたが、その期間は任意加入をして年金を支払い続けました。
国民年金は2年間遡って支払う事ができるので、海外滞在が2年以内の方は任意加入して帰国後に支払う事ができるので、ゆっくりと考えても良いと思います。
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