フィリピン

【絶対に読んでおくべき】フィリピンで入院した時の費用と体験談

フィリピンでは病院に行く前に入院する覚悟を決めてから行きましょう!

お酒を浴びる程飲んだ翌朝、今まで経験したことのない嘔吐と下痢に見舞われました。
二日酔いで病院に行ったつもりが2日も入院することになってしまいました。

この実体験をもとにフィリピンの病院事情、日本との違い、費用について話して行きたいと思います。

受付から入院まで

学校のマネージャに同伴してもらい病院に到着しました。
受診票を書いて待っていると車椅子を持ってナースが迎えにきました。
フィリピンの病院では患者は車椅子に乗せられて移動するのが普通なようです。

すぐに診察してもらえましたが、お腹を押されてたり聴診器を使った簡単な検査で終了。
その後、パーテーションで仕切られた大きな部屋でストレッチャーに寝かされて点滴を打たれました。
周りには他の患者が同じくストレッチャーで寝かされており、うめき声も聞こえてきます。

なぜか心電図と超音波の検査まで受けさせられて、どちらも異常無し。
5時間ほど点滴を打って体調もほぼ回復したので、すぐに帰れるものだと思っていました。

しかし、医者曰く数日のあいだ経過観察をする必要があり入院しなくてはならないとのこと。
既にストレスマックスだったので、「宿題をやらなければならない」、「着替えを取りに帰りたい」など帰る言い訳を並べましたが、許可されることなく強制的に入院することになりました。

病室と入院生活

病室は個室でベッド、トイレ、シャワー、テレビが設備されており想像していたよりも良い病室でした。

同伴して頂いたマネージャの方には申し訳なかったので帰ってもらいたかったのですが、
数時間おきに医者から薬のリストを渡されてそれを買いに行く必要があるためマネージャも強制的に病室で寝泊まりすることになってしまいました。

食事ですが、朝・昼・晩で3食ついています。
フィリピン料理で病院食なので味が薄くあまり美味しくありません。
私はフルーツだけ食べていたので、退院時にはかなり痩せていました。笑

経過観察が辛い

初日はほぼ眠れませんでした。何故かと言うと、1時間ごとにナースが採血や血圧を測りにくるからです。
深夜でも1時間ごとに起こされて採血のために針を指に刺されるのはかなりのストレスです。

2日目は3時間に1回程度になりましたが、指は針の穴だらけになりました。

1日で退院できることを期待していましたが、2日目の朝に医者が病室にきて「明日の朝に血液検査をして問題なかったら帰れるから」という事で、
2日目に入院が確定しました。

外に出られないし、点滴をずっとつけている状態なのでベッドに寝ながらテレビを見るしかありません。
ストレスが溜まりすぎて、別の病気になりそうでした。

費用はいくら?

3日目の朝5時位にナースが採血に来て、8時くらいに医者から退院の許可をもらいました。
それから退院手続き、支払い、退院まで4時間くらいかかりました。
フィリピンではなにをするにも時間がかかります。

費用は大きく入院費、診察料、薬代の3つに別れます。

入院費:¥41,108(P20,554.54)

診察料:¥13,800(P6,900.00)

薬代:¥6,834(P3,416.92)

 

合計:¥62,000

 

手持ちの現金が少なかったので全てクレジットカードで払いたかったのですが、医者への支払いは現金でのみしか受け付けていませんでした。
私はクレジットカード付帯の海外保険で全額保証されましたが、保険がなかったら痛い出費ですね。
留学する前にかならず保険の保証範囲について確認することをおすすめします。

ちなみに私の持っているクレジットカードはUCカードゴールドで会社員時代に作ったものです。
3ヶ月間の海外保険がついているのでおすすめです!

まとめ

軽い気持ちで病院に行ったら2日も入院されられてしまいました。
私の友達も何人か食あたりなどで病院に行って入院させられていました。

フィリピンでは、まず入院させる傾向にあるようです。
入院したら最後、病院から抜け出すことはできず高額な医療費がかかるので注意が必要です。

現地の人は病気にかかった時は病院に行かずに薬局で薬を買って凌ぐようです。

フィリピンでは病院に行く前に入院する覚悟を決めてから行きましょう!


P.S.

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Takeru&Manami
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私たち夫婦は世界を旅をしながら生活をしています。 フリーランスエンジニアの夫とブロガーの妻でブログを書いています。 バックパッカーのように旅をメインとする生活ではなく、世界各地で生活する事をメインとして旅をしています。 時間と場所に縛られずに自分たちのやりたい事をやる人生が夫婦の目標です。 >>詳しいプロフィールはこちら

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