こんにちは、たける(@takeru_nomad)です。
今はメキシコからこの記事を書いています。
私は2018年3月から完全にリモートワークに切り替えて妻と一緒に海外を旅しながら生活しています。
私が海外に出るまでの経歴は以下の通りです。
2012年3月 | 大学を卒業 |
2012年3〜2012年8月 | パチンコ屋でフリーター |
2012年8〜2012年12月 | ニュージランドで5ヶ月ワーホリ |
2013年4月 | システムエンジニアとして社会人になる |
2016年5月 | フリーランスエンジニアになる |
2018年3月〜今 | 海外を旅しながら生活 |
大学を卒業しても就職する気になれず、パチンコ屋でフリータをしてワーホリの資金をためました。
ワーホリが終わってとうとう就職しなければいけなくなり、適当に自分が一番興味のあった「アプリ開発」をやっている会社に応募して無事社会人になることができました。
この会社はほぼ100%の社員が客先常駐(SES)だったのです。
初めての社会人でしたし、エンジニアと言う仕事も嫌いではなかったので3年間務めましたが、3年が経とうとしていた頃に違和感を感じてフリーランスの道を選びました。
私はフリーランスになって人生が180度変わりました。
今、客先常駐で転職を考えている方へ「”フリーランス“という働き方もあるよ」と言うお話をさせて頂きます。
もくじ
客先常駐(SES)をしていた時の孤独感と劣等感
これを読んでいる方は客先常駐をしている方がほとんどだと思いますので、「客先常駐」についての説明は省かせて頂きます。
初めにも書いたとおり、私が初めて就職した会社は社員のほぼ100%が客先常駐のエンジニアでした。
初めての会社&社会人だったので、これが普通なのだと思っていましたが時が立つに連れて会社に対する不安だったり、客先での孤独感や劣等感を感じるようになりました。
客先常駐ってすごく孤独で劣等感を感じませんか?
研修なしでいきなり客先常駐になりました
入社が決まって初出社は本社ではなく客先でした。
社会人初めてで、どんな仕事なのか良くわかってなかった私は特に違和感などは感じませんでした。
場所は誰もが知る老舗の大企業でデカデカとしたビルにすごく緊張して入ったのを覚えています。
そのビルの待合室で初めて自分の上司になる人と顔を合わせました。とても優しそうな方で入社資料や必要書類についての説明をうけました(客先で)。
説明が一通り済んだら別の男の人を呼んできて、その人から挨拶されました。
「〇〇会社のxxです。」
自分の会社とは別会社の人のようで、私もキョドリながら貰ったばかりの名刺を渡しました。(研修も無かったのでかなりぎこちなかったと思います)
その時は頭が「???」状態でしたが、その人は私の会社の上の会社の人でした。
つまり私の会社は2次請けだったんですね。
会社を偽りながら働く切なさ
初出勤と言う事で上司の人がビルの中を案内してくれたり、勤怠について教えてくれました。
続いてプロパー(常駐先の社員)の方に挨拶に行って名刺を渡して周ったのですが、後から上司に「ここでは良いけど、他の常駐先で名刺と会社名出さないようにね」と注意を受けました。
そうです。私の会社は2次請けなので、プロパーには1次請けの会社として立ち振る舞う必要があるんです。
自分の会社も名乗れずに他社の社員のフリをするのって悲しいですよね。。。
社会人になって初日だったので戸惑いました。
社員総会(パーティ)の違いに劣等感を感じた
常駐先の社員総会に参加させて頂く事が何回かあったのですが、大企業の総会と自社の総会の差に劣等感を感じました。
大企業の総会は本当に豪華絢爛でした。「いくら掛かってるの!?」と思うくらい豪華。
一流ホテルの余裕で1000人くらいは収容できる超デカイホールで行われます。
壁にはMVPを取った社員の垂れ幕を飾っていたりいたり、スクリーンに映される映像はテレビ放送でも使えそうなくらいクオリティが高いもの。
おまけに司会は超有名人でした。
「アカデミー賞の授賞式」を想像して頂ければ分かりやすいと思います。
片や自社の社員総会はと言うと、安い会議室を借りて経営報告、その後に同じ建物にある狭いバーを貸し切ってビンゴ大会など。
私にとっては初めての会社でしたし、フリーターから雇って頂いた会社なので嫌いじゃありませんし、むしろ感謝しています。
ただ、常駐先の豪華な総会を見たあとに自社のささやかな総会を見てしまうと劣等感を感じられずにはいられませんでした。
3年間務めた会社をやめた理由
社会人初めての会社には3年間務めました。
入社当時は「この会社で社長を目指す!」と燃えていましたが、3年が経つ頃にはその闘志も消え去り、居心地のいいぬるま湯に浸かっていました。
会社を辞めるに至った要因は、客先常駐(SES)の会社ならではの問題が大きかったです。
愛社心がほぼ”0″ゼロ
「みなさん、自分の会社は好きですか?」
入社したての頃は「会社に貢献するぞ!」と思っていましたが、3年が経つ頃には愛社心と言う物は限りなく無い、”0″ゼロに近かったです。
もちろん、先輩や上司や社長にはとても良くして頂き、私自身もとても成長することができました。
この会社に入社していなかった今の人生も無いと思っています。
しかし、毎日客先で仕事をして会社の人と顔を合わせるのは1ヶ月に1回のミーティングだけ。
自社の人よりも客先のプロパーの方と飲みに行く回数は断然多かったです。
1ヶ月に1回のミーティングでもバラバラの常駐先の報告をされた所で興味もありませんし、何の為のミーティングなのかわかりませんでした。
だんだんと会社に所属している意味を考え始めました。
ぬるま湯から去っていく”できる人”たち
会社の人はみんなすごく優しかったです。
社会人に成り立てで、割とプログラミングができた私は先輩社員から良く褒められていたので完全に図に乗っていました。
今思うとすごく無礼なクソガキだったと自分でも思います。
それでも上司や先輩は優しく接してくれて、とても居心地が良かったです。
人は居心地が良い所からは離れたくないものです。
1年目、2年目は自分でも感じるほど大きく成長できました。
3年目になると自分ひとりでも仕事ができるようになり、チームの中ではエース的なポジションでもありました。(だったと思います)
しかし、3年も居ると人が入ったり辞めたりをかなり見てきました。
私の師匠と呼べるスーパーエンジニアの方が辞め、未経験で入った子は1年で辞めて大手に転職していきました。
“できる人”はどんどん辞めて行きました。
気がつくと、同レベルの人たちがお互いを称え合うぬるま湯に浸っていました。
成長の限界、周りとの温度差を感じて退社
入社して3年が経つ頃には仕事上でわからない事も減り、平凡でマンネリ化した生活になっていました。
入社したての頃は家に帰った後も夜8時から夜中の3時くらいまで勉強していましたが、できるようになると家に帰ってお酒を飲みながらYouTubeやテレビをダラダラを見る生活になってしまいました。
これはこれで幸せな生活かもしれませんが、焦りを感じ始めました。
自分の成長が止まっている事に気づいたからです。
何度か同僚とサービスを作る機会がありましたが、毎回自然消滅して1回も完成まで漕ぎ着けたことはありませんでした。
勉強会を開催しても1回で終わり。
飲み会で技術的な話をしても全く盛り上がらない。
ここでは“もう成長できない”と感じて退職することを決めました。
転職ではなく”フリーランス”という選択肢
3年間務めた会社を務めた会社を辞めてフリーランスになりましたが、もともとは転職を考えていました。
フリーランスになってから言えることは「”フリーランス”おすすめですよ!」という事です!
キャリアアップには転職ではなくフリーランスと言う選択肢もあります。
誰でもフリーランスになれる!
フリーランスと聞くと「高い技術力が必要」とか「仕事が取れるか?」など不安ががあると思います。
全く心配しなくて大丈夫です!
少なくとも仕事を普通にこなせる方なら問題ありませんし、仕事は余るほどあります。
私は3年間会社員をやったあとにフリーランスになりましたが、未経験で1年間会社に務めてすぐにフリーランスになった人もいます。
フリーランスになって感じたことが「客先常駐と変わらない」と言うことでした。
フリーランスは会社員時代の客先常駐と変わらない
フリーランスになって最初の案件は会社員時代と同じく客先に常駐してのアプリ開発でした。
会社を退職して休み期間を置かずにフリーランスになったので、キモチ的には「客先が変わった」という感覚でした。
業務において変わったことと言えば、
・上司がいない
・自分で勤怠にハンコをもらう
くらいでした。
仕事も開発チームに入って、マネージャーの支持に従って開発するだけです。
客先常駐と全く同じです。
なので、いま客先常駐されている方はフリーランスになっても全く問題ないと思います。
業務以外の事で会社員時代と変わったところは収入面が大きかったです。
収入が会社員時代の3倍になった!
業務では会社員時代とほぼ変わりませんでしたが、収入が約3倍になりました!
会社員時代の給料が25万くらいでしたが、フリーランスになって70万円になりました。
もちろんここから国民保険や税金などを払うわけですが、収入はかなりアップです。
月70万だと単純計算で年収840万円です。
単価70万円は特別高いわけではなく、もっと高い案件はたくさんあります。
なので、20代で年収1000万は全然夢ではありません。
転職のために一時的にフリーランスになるのもアリ
私も元々は転職を考えていたのですが、結果的にはフリーランスになりました。
転職活動ってすごく時間かかるし体力を消耗しますよね。
退職してから転職活動するにも給料がなくなるので大変だと思います。
なので、急いで転職するよりも一時的にフリーランスになってじっくり考えるのもアリだと思います。
フリーランスになってから自分の時間がかなり増えました。
自社への業務報告、ミーティング、目標設定や人事考課表の提出もありません。
上司の目を気にしてわざと残業する必要もないですし、契約の勤務時間を下回らなければ自由に休む事ができます。
ゆとりをもって転職活動するためにフリーランスになってもいいと思います。
フリーランスになる第一歩!エージェントに相談する
フリーランスになったからと言って自分で仕事をとってくる必要はありません。
まずはエージェントに登録して案件を紹介してもらいます。
エージェント選びはとても重要です。適当にエージェントを選ぶと年間で100万円以上損することがあります。
エージェントの選び方としては以下のことを念頭に置いてください。
- 単価が高い
- 案件を多く保有している
- サポートがしっかりしている
上記を加味した上で私がオススメするエージェントはポテパンです。
私がポテパンを選ぶ理由を説明します。


ポテパンを選ぶメリット③:業界トップクラスの高単価報酬
単価が高い案件を保有しているのものポテパン魅力です。
みなさん働く条件として一番気にするのは単価報酬ではないでしょうか?
実は単価は所属しているエージェントによって異なります。
同じチームで働いていた別のエージェントから参画している人に単価を教えて貰ったら、私より10万円も高かったです。
年間にすると120万円も差が付きます。
ポテパンは業界の中でもトップクラスで高単価な案件を保有しています。

ポテパンを選ぶメリット②:案件の保有数が多い
案件を多く保有しているという事は、選べる案件が多いと言うことです。
これは我々フリーランサーにとってすごく大事なことで、なるべく自分にとって好都合な案件を選ぶようにしてください。
絶対に妥協してはいけません!
初めてフリーランスとして働く方は遠慮しがちで、単価も相場よりだいぶ安く、すこし我慢してプロジェクトに参画しようとします。
これは本当にもったいないです。
「月単価100万円、私服OK、下限時間が140時間以下のところを紹介してください。」
これくらい傲慢で良いのです。実際にこれくらい高待遇なところは珍しくありません。
案件を多く持っているポテパンなら、こういった高待遇の案件が見つかる確率がグンと高くなります。
ポテパンを選ぶメリット③:フリーランサーへのサポートが充実
ポテパンは一番の魅力とも言えるのが、フリーランサーをしっかりとサポートしてくれる点です。
案件を探す際にはキャリアコンサルティング歴の長いコーディネーターがしっかりとヒアリングした後にスキルや条件にあった案件を紹介してくれます。
また、初めてフリーランスとして働く方は税関連や保険関連について何をすればいいか分からず不安だと思います。(私も最初は不安でした)
この点についても、ポテパンフリーランス専属の税理士やフィナンシャルプランナーが丁寧にサポートしてくれます!
案件に参画した後も定期的にランチやカフェに行く機会があるので、そこで参画中の案件の不満だったり、次の案件について相談することができます。
悩んでいる時間がもったいない
私のまわりでも転職やフリーランスになりたいと言っているにも関わらず、まったく行動に移さない人が多くいます。
いろいろな不安や時間の問題があると思います。
・辞めたら会社に迷惑がかかる
・同僚と仲がいいから離れたくない
・今より悪くなったらどうしよう
・転職活動をする時間がない
すごくわかります。
私も未経験から雇ってくれた会社に何も恩返しをせずに辞める事に罪悪感がありました。
それでも前向きな理由で退職する事で上司や社長からも応援してもらいながらの退職となりました。
迷っている時間ほどもったい物はありません。
いくら待ったとしても給料が劇的に上がりませんし、仕事が面白くなることはありません。
まわりが変わるのを待つよりも自分で環境をガラッと変える方が手っ取り早いです。
環境を変えることは勇気がいります。
その勇気を出した結果、何倍ものリターンがあることを私は知っています。
今から人生を変えましょう!
P.S.
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