こんにちは、たける(@takeru_nomad)です。
2018年3月5日にフィリピンから海外ノマド生活をスタートさせて1年が経ちました。
この1年間で4ヶ国でノマド生活をしてきました。
フィリピン🇵🇭 | 6ヶ月(2018.3〜2018.8) |
---|---|
アメリカ🇺🇸 | 10日(2018.9.20〜2018.9.29) ※妻と一緒にノマド生活スタート |
カナダ🇨🇦 | 3ヶ月(2018.10〜2019.1) |
メキシコ🇲🇽 | 2ヶ月(2019.1〜2019.3) |
1年が経つのはあっという間でしたが、日本で生活していた時よりも濃い1年でした。
この1年で外国に住む友達をいっぱい作ることができましたし、海外ならではのレアな体験をすることができました。
しかし、楽しいことだけではなく海外旅行とは違うノマド生活ならではの辛いこともたくさん経験することができました。
さて、みなさんは海外ノマド生活についてどのようなイメージを持っていますか?
僕がノマド生活を始める前に想像していたノマド生活とはこんなイメージでした。
・プールサイドやビーチでパソコンを使ってお仕事
・好きな時間に起きて、好きな時間に仕事する
・毎日が海外旅行
・なにかやりたい事が見つかる(自分探し)
・すごいお金が掛かりそう
ワクワクもありましたが、もちろん不安もありました。
そして、イメージ通りだったこともありますが、理想とはかけ離れた事が多かったです。
この記事では海外ノマド生活1年で気づいたノマド生活の理想と現実のギャップを紹介していきます。
もくじ
海外ノマド生活の1日のスケジュール
まずはノマド生活がどのようなものかを知っていただくために僕の1日のスケジュールを紹介します。
フィリピン、カナダでは語学学校に通っていたので、語学学校に通っていた時と通っていない時で分けて紹介します。
語学学校に通いながらノマド生活のスケジュール
フィリピンの語学学校に通っていた時の1日のスケジュールはこんな感じでした。
7:00 | 起床 |
---|---|
8:00 | 授業開始 |
17:00 | 授業終了 |
18:00〜 | 仕事 |
23:00 | 就寝 |
語学学校に通っているので1日のほとんどの時間を学校で過ごします。
学校が終わって夕飯を食べたら仕事をします。
平日の仕事時間は大体2,3時間くらいで、休日にまとめて6時間くらい仕事していました。
語学学校に通いながらのノマド生活はあまりオススメしません。
なぜかと言うと、学校の勉強と仕事の両立が難しいからです。
英語を学びに行ったはずが勉強に時間をとれずにあまり英語力が伸びなかったら本末転倒です。
どうしても仕事をやめられない場合は仕方ないですが、語学学校に通う期間は語学の勉強に集中して打ち込んだほうが良いと考えます。
本音を言うと忙しすぎてストレスが溜まります。笑
語学学校に通わないノマド生活の1日のスケジュール
続いて、語学学校に通っていない時の1日のスケジュールです。
10:00 | 起床 |
---|---|
11:00〜18:00 | 仕事開始 |
18:00〜21:00 | ブログ、趣味 |
21:00〜24:00 | 晩酌 |
24:00 | 就寝 |
起床時間がかなり遅くなりました。
僕は1日8時間以上寝ないと仕事のパフォーマンスが落ちるので、このあたりはノマド生活で自由な時間に起きれるようになったので嬉しいです。
日によって起床時間はバラバラで、目が覚めた時間に起きます。
それから朝ごはんを食べてから仕事に入ります。
仕事の時間は特に決めていません。仕事のタスクがあれば終わるまでやるし、なければ1日何もしなかったり観光をしたりします。
1ヶ月の仕事に当てている時間は平均1日4時間でした。
夕飯後は仕事が残っていなかったらブログを書いたり、自作のアプリを作ったり、勉強したり適当に過ごします。
そのあとはダラダラ動画とかを見ながらお酒を飲んで就寝します。
会社も学校もないので平日・休日という概念がありません。
なので、ほぼ毎日こんな感じのスケジュールです。
ノマド生活のお金の稼ぎ方
1番ノマド生活で気になるのが「お金の稼ぎ方」だと思います。
プロフィールで紹介している通り、僕はAndroidアプリを作るシステムエンジニアです。
インターネットが繋がる環境であれば世界中どこでも仕事をすることが出来ます。
システムエンジニアとしての収入
主に仕事を受注している会社は1社ですが、継続的に仕事を頂いているので今のところ仕事が無くなると言うことはありません。
報酬は働いた時間によって払われる仕組みで、少し金額はぼかしますが会社員と同じ時間を働けば月60万円くらいの収入になります。
あくまでマックス働いた場合の収入なので、リアルなところ20〜60万円の振り幅があります。
語学学校にが通っていた時はあまり仕事する時間が無かったので20万円以下でした。
今は学校にも通っていないので仕事の時間が増えてきて平均すると月約50万円くらいです。
あとはたまに知人の紹介で仕事を頂くことがあります。
ブログ、アフィリエイトの収入
2018年8月から妻のまなみと一緒にこのブログを始めました。
記事数は半年で70記事近くになりました。
このブログでもわずかですが収益が発生しています。
2月のブログの収益です。
アドセンス : ¥4,754
アフィ(発生) : ¥15,401アフィの方はまだ確定してないので大幅に減るかもです。
なんか最近順調に上がってきていて結果がついてくるとモチベーションも上がりますね😆
まだまだですが、引き続き頑張ります!
— たける✴︎夫婦で海外ノマド (@takeru_nomad) March 1, 2019
このブログだけの収入で生活していくのはまだまだほど遠い道のりですが、着実に成長していっているので楽しいです。
こちらはGoogleサーチコンソールのキャプチャです。
ブログを初めて3ヶ月間は1日のクリック数が10以下でしたが、今は1日300クリック以上あります。
まだまだ改善の余地はありますし、これから記事をどんどん書いていこうと思うので1年後にはこのブログだけでも生活できるようにしたいです。
節約のための海外ノマド生活
海外ノマド生活をしていて、よく友人から言われることが「よくそんなにお金あるね」です。
こう言う人に教えてあげたいのですが「海外ノマド生活は節約になるよ!」という事です。
メキシコでの1ヶ月の生活費はたった11.5万円です。※夫婦2人分
日本だったら少なくても月20万円は必要ではないでしょうか?
もちろんメキシコに来るためには飛行機代がものすごく高いです。それでも長期で済めば日本で生活しているよりも貯金はできます。
こちらはアメリカ、カナダ、メキシコに滞在中の月々の収入と支出のグラフです。
点線が理想の数値で2019年8月ごろに支出よりも収入が上回る計算でした。
新婚旅行、英語留学、オーロラー鑑賞など結構なお金をアメリカ、カナダで使ってしまい支出が理想よりも増えてしまいましたが、その分収入も理想よりも上回ることが出来ています。
メキシコにはあと2ヶ月滞在する予定なので、その間にしっかり貯金していく予定です。
ノマド生活でお金を貯めるためには、物価の安い国で長期で滞在する事が重要です。
ノマド生活は節税になる
僕はフリーランスなので毎年確定申告をします。
しっかりと節税をしてできるだけ払う税金を減らしたいのが確定申告をしている方の本音だと思います。
あまりやりすぎるのは良くないですが、ノマド生活は節税対象になることが多いです。
たとえば旅系のライターの場合は、現地調査として飛行機代や宿泊費は経費になりますので、旅をしつつ生活費のほとんどを経費として落とすことができます。
僕の場合はエンジニアと言う仕事に英語が必要なため、留学費用を経費として当てることができます。
※経費についての正確な情報は税理士に確認してください。
また市県民税、国民保険も役所に届け出を出せば免除されます。
ノマド生活の理想と現実のギャップ
1番最初の質問に戻りますが、みなさんは海外ノマド生活についてどのようなイメージを持っていますか?
「海外を旅しながら自由に働く」とは響きは良いですが、「現実はそう甘くない」と言うのが僕が1年間ノマド生活をした感想です。
もちろん日本では経験できないことを経験できたり、外国人の友達たくさん作る事ができました。
しかし、その分大変なことも多いです。
海外ノマド生活にあこがれている方を失望させてしまうかもしれませんが、ノマド生活のリアル(現実)を紹介します。
仕事8割、観光2割
僕の場合は8割は家で仕事しています。
「海外にせっかくいるのに観光しないなんて勿体無い」と聞こえてきそうですが、これくらいがちょうど良いです。
まず毎日観光するなんて無理です。金銭面もそうですが体力的にきついです。
僕たちの生活はバックパッカーとは違って、1つの街に1ヶ月以上滞在します。
なので、滞在期間中にゆっくり観光できます。一ヶ月あれば近場にある観光地を制覇することができます。
海外旅行気分で海外ノマド生活を始めると続かないと思います。
旅のプランを考えるのが大変
ノマド生活をする上で1番の悩みがコレです。
とにかく旅のプランを考えるのが大変!
旅のプランとは以下を決める作業です。
・宿泊先の予約
・航空券の予約
・現地調査
僕は慎重派でなるべく費用を安く抑えたいのでリサーチし尽くしてから宿泊先を決めたり、飛行機のチケットを買ったりします。
宿泊先は主にAirbnbで航空券はいろいろなサイトを比較して購入します。
航空券を購入する時にオススメなのがKiwi.comのNomad機能です。
このNomad機能のおかげでチケット探しがかなり楽になりました。
現地の情報収集も大事です。
一人旅ではなく夫婦でノマド生活をしているので、リスクも2倍になると考えています。
なので事前にしっかり現地の情報を集めて、治安であったり周辺環境について把握しておきます。
これらの作業には丸2日くらいかかる事もあるので結構な重労働です。
言葉・食文化の違い
海外にいるのだから当たり前ですが、言葉・食文化の違いがあります。
海外旅行で1週間くらい海外で生活するだけならストレスに感じることも無いですが、長期で海外にいると少なからずもストレスになります。
日本人ですからやっぱり日本食が食べたくなりますし、日本語で自由に話したくもなります。
日本は本当に住みやすい国です。
夜中にお腹が空いてもコンビニに行けば何でも手に入る日本は本当にスゴイです。
食にあまりこだわりがなく、一人でも平気な人がノマドに向いていると思います。
ノマド生活中で得たもの
ノマド生活は少なくとも僕の人生にとってプラスになっていると信じています。
日本では体験できないことをたくさん経験できましたし、外国人の友達を作ることが出来ました。
その他に日常的に考える事が多くなりました。
旅のプランを考えたり、現地のバスの乗り方を調べたり…と日々いろいろと調べているので知識が蓄積されていきます。
日本での生活であれば何も考えずに自分のやりたい事はできると思います。
しかし、海外で生活している場合は自分で調べなければ行動することができません。
常に考えて行動し、新しい体験をする事で自分の人間力もパワーアップしていると感じています。
海外ノマド生活を1年間続けられたという事も大きな自信になります。
批判を承知で正直に本音を言うと「日本で平凡な生活している人に負けるわけない」と思っています。
海外ノマド生活はしんどい事が沢山あります。
それでも続けている理由は自分を成長させるためであり、修行だと思っているからです。
僕はやりたい事や目標と言ったものがありません。
なので、このノマド生活の中で人生の目標などを見つけられたらと考えています。
海外ノマド生活を奨める理由
ここまで、僕の海外ノマド生活1年間の感想とリアルを紹介してきました。
どうでしょう?海外ノマド生活をやってみたいと思いますか?
「やってみたい」と答えた方はぜひやってみてください!
別に僕のように海外を転々と移動しながら生活する必要はありません。
自分の気に入ったところに住めばいいんです。それがノマドです。
海外生活をしていると日本で学んだ常識が海外では非常識であったり、新しい価値観に気づくとこができます。
そうやって日本で培った知識と海外で得た知識を融合させて将来役に立たせればいいと思います。
海外ノマド生活は確実に人生においてプラスになります。
だから、僕はノマド生活をおすすめします!
↓夫婦で海外ノマド生活に掛かった費用を発表します!↓
P.S.
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